外壁塗装は業者選びが肝心です。ここ数年リフォーム工事に関するトラブル・苦情は年々増加しています。外壁塗装に関しても例外ではないので、悪質な業者には用心してください。業者選びに、大手だから大丈夫・地元密着だから安いとは一概に言えませんので、国家資格の有無や、過去の事例など、業者のプロフィール等もしっかり確認してください。

外壁塗装は業者選びが肝心

「外壁塗装を含め、住宅のリフォーム工事には悪質な業者が少なくない」のは現実です。見積りや契約書無しに、強引に作業がなされたり、高額な代金が請求されたり、作業内容が最初の説明と違って非常にずさんだったりといった、詐欺まがいの業者もいます。また、業者とのコミュニケーションが円滑に進まず、納得のいくコスト・工事内容ではない、どんぶり勘定のせいで後に追加料金を請求されたりといった、トラブルも多くあります。更には、高品質な塗料を使っても、業者に問題があれば、出来の悪い仕上がりに繋がってしまいます。ここで、業者選びのポイントを押さえて頂きたいと思います。

業者選びのポイント①どのような業者かを事前確認

突然訪問してきて、即決を迫る業者は明らかに危険ですが、大手・有名企業なのに仕事が雑といったこともあります。大手は、保証期間・内容が明確といったメリットわありますが、基本的に、下請け業者を使うために、中間マージンが発生し、価格が高くなることがあります。更には、下請け会社は安く使われる傾向にあるので、質の悪い仕上げになったりと、施主様がとばっちりを受けることになるので、こちらも要注意です。ただ、職人からなる地元密着が安心化というと必ずしもそういう訳ではないですので、目安としては、一級塗装技能士といった国家資格があるか、経験豊富なベテランがいるか等、あらかじめチェックしておくとよいでしょう。

ポイント②説明や調査が明確で丁寧か

業者の担当者に遭った際に、塗り替えの耐久年数や、事後のケアまで説明してくれているか、壁面の寸法を測り、外壁の状態を確認し、正確な見積りを出してくれているかをチェックして下さい。「この塗料なら30年持ちます』等の大げさなセールストークはまず怪しいと思ってください。きちんとした業者は、契約前の説明・調査で手を抜くことはありません。

ポイント③複数の業者に見積り依頼を

可能であれば3社に見積り依頼をして下さい。相互に比較することで、信頼性の低い業者を見極めてください。「安かろう・悪かろう」は、外壁塗装の世界にも言えることです。最初に高い金額を提示して、大幅な値引きをしてくるのは不自然なことです。更には、モニター価格をうたって、極端に安いものにも裏があると思ってください。単に金額だけを比較して決めないように注意してください。