外壁・屋根塗装に関する業者とのトラブルは、年々増加しています。悪徳業者には十分に注意して下さい。このトラブルに関して、2008年以降、国民生活センターに寄せられる苦情は、増加し続けています。その半数以上が訪問販売業者というデータもありますので、くれぐれも気を付けてください。
悪徳業者を見分けるためのチェックポイントとは?
①「たまたま近くで塗装をしていまして、お宅の塗装も寿命が近いようです」等と偶然を装ってアプローチしてくる
②「外壁・屋根の状態を確認させてください」等と、しつこく外壁・屋根の診断を求めてくる
③「今の状態ですとすぐにも雨漏りがしますよ」等と不安をあおってくる
④「今日ご契約をいただきますと○○%OFFです」と契約を急がせてくる
⑤金銭面で難色を示すと、即座に大幅な値引きをしてくる
⑥契約時に、クーリングオフ等の重要事項についての説明がない
⑦「自社関連の塗料だと30年持ちます」等と、塗料について、過大な性能を宣伝する
悪徳業者に騙されないために
基本的に先に述べたチェックポイントに一つでも当てはまる業者とは、契約を結ばないようにしてください。但し、悪徳業者の中でも、あの手この手で攻めてくる可能性もありますので、以下の点にも注意して下さい。
①数社の見積もりを取り、不審な点がないか、料金に大きな相違がないか比較対象すること
②業者の説明内容がぞんざいではないか、大事な点についての説明が抜けていないか注意して聞いてください
③塗装工事を検討する際は、塗料ごとの耐久年数等、基本的なことの確認をしてください