契約時においても、悪徳業者は貴方を狙っていつかも知れません。悪徳業者に取り込まれないよう十分注意えお払って下さい。

見積書を検討して内容と金額に納得出来たら、いよいよ契約となります。法律的には、口頭(口約束)によっても契約を交わすことは可能です。ですが、口約束での契約になると、後に言った言わないのトラブルに繋がりますので、署名捺印が面倒でしょうが、可能な限り書面での契約をお勧めいたします。

契約前はここに注意:悪徳業者対策

●即座に契約を迫る

良心的な業者は、高額なお取引において、即決を求めることはありません。施主が十分に検討する時間が与えられないのはおかしいと思ってください(例)訪問業者が急に訪ねてきて、見積もりをし、その場で契約を必要に迫り、22時・23時まで粘り、契約書に印を押させました。施主は、納得できずに、塗装業者に連絡・相談をして、クーリングオフを行い事なきを得ましたが、中には、何度連絡をしてもクーリングオフは出来ないと断られたり、今日足場を組みますからとクーリングオフできなかったりと、多数の問題が発生しています。

●大幅な値引きをする

契約段階で、何十%(50~100万)も値引きをするのは不自然です。担当者が面前で、会社に連絡をし値引きの可否を仰ぐのは、悪徳業者の典型と思ってください。そもそも、見積金額から、50~100万を値引きするなんて、普通ではあり得ません。その金額は最初から見積りに必要だったのか?これは、施主様に、高額な値引きをして魅力的に感じさせて、その場で契約書にサインをさせるための金額だと思って下さい。必要に契約を迫られたり、居座られたりしたら、躊躇することなく、警察に通報して下さいね。また、訪問業者など、むやみやたらに、自宅に上げないように注意して下さい。この様な訪問販売業者は、一般塗装業者に、安い金額で下請けで工事をさせるために、下請け業者は、儲けを出すために、ずさんな手抜き工事を行い、数年後には塗装面が悪くなってしまったが、下請け業者の責任と言って保証をしてもらえなかったといったトラブルも多数発生しています。

●ヒヤリングや見積書提出時と条件が異なる

契約前に話したことや、見積りの際に提出された見積書と、大きな相違がある場合は要注意です。契約から施工終了までは、見積書・契約書は大切に保管しておき、約束が守られているか、注意して下さい。また、クーリングオフなような、訪問業者にとって不都合な話がなされない、契約書に明記されていなど、特に注意して下さい。

契約前にはここに注意:契約内容変

●請け負う業者(施工会社)の名称・住所・連絡策に嘘・偽りはないか

●着工日と竣工日など、工期は妥当な長さか

●工事費の内訳と合計に、あいまいな点や見積書との食い違いはないか

●いつ支払いを済ますか。といった条件は明確か※基本的に、施工前に支払いを要求することはありません。但し、高額な工事になる場合において、施主様と業者の担当者で、しっかりと話し合いを行い、前金を支払われる場合には、同意書や、領収書の発行などをお願いしてみてください。拒否される場合には、他所に必ず相談をして下さい。

今は悪徳業者の手口も巧妙化していて、騙されないようにと思っていても、気づかないうちに騙されていたといった事例などもありますので、怪しいと思ったら、その時点で、一人で悩まずに、必ず誰かに相談してください。執拗な営業・訪問・長時間の滞在で執拗に契約を迫る・などありましたら、しかるべき所に通報・相談してください。その場ですぐにサインをしないようにして下さい。